園盛会だより19号(平成26年2月)

海外研修 LOVISAGARDENでの現場実習を終えて、参加者で記念撮影

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
皆様方と共に、新春を迎えられますことを、心より感謝申し上げます。
昨年の世界の動きを見てみますと、世界的な異常気象により、フィリピンでは猛烈な台風の直撃を受け甚大な災害に見舞われました。又、日中関係も悪化が進み、今年も予断を許さない状況が続く事が予想されます。更にサッチャー元英国首相や南アフリカ・マンデラ元大統領の死去は、世界を動かした偉大なる指導者を失うといった、世界に深い悲しみを与えました。
今年も政治・宗教・経済等多くの問題をはらんでおり、世界の中での舵取りには楽観の許されない状況が続くものと思われます。
一方、国内にあっては、株価の上昇や為替の値下がりにより、企業収益の改善は見られるものの、雇用の拡大や賃金の上昇には至りませんでした。企業の完全な業績回復には、まだまだ時間を要するものと思われます。
また、震災から2年9ヶ月が過ぎた今も、福島原発事故の収束は見られず、政府は避難生活や津波被害からの復興といった、身近な問題を緊急課題として、早急な法整備と施策を施行し、力強い指導力を発揮して頂きたいと思います。
しかし、暗い話題ばかりではなく、2020年に東京オリンピックの開催が決まり、日本中を沸かせました。更に、富士山の世界文化遺産の決定は、日本の文化と美しさを伝える絶好の好機として捉え、日本人の心に感動を与えた出来事だった様に思えます。
社会福祉にあっては、2000年に介護保険がスタートし、現在の介護認定者数は592万人に達し、今後も右肩上がりで増加していくことが予想されます。社会保障と税の一体改革を進める中で、悪化を続ける介護保険財政の持続に向け、介護保険給付の重点化や効率化に向けた議論が進められております。
このような環境のなか、園盛会は昨年12月に新宿区新施設の建設工事に着手致しました。平成27年6月のオープンに向けて、より良い施設を目指して参りたいと思います。
また、先に述べたような経営環境を乗り越え、そして夢ある法人にすべく、平成26年度から28年度の3年間に亘る中期経営計画を策定中です。当法人の基本理念である「その人らしさを大切に」のもと、4月からは、第三次中期経営計画の1年目として、心新たにスタートを切りたいと思います。
今年は午年です。この年は大過なく日々を送れ、商売繁盛にもつながるとされています。園盛会にとって、更に飛躍する年であると共に、皆様のご健勝を祈念して年頭のご挨拶といたします。

社会福祉法人 園 盛 会
理事長 金 本 正 一

ノロウイルス(感染性胃腸炎)についての基礎知識

秋から春先(11月~4月)にかけてノロウイルスによる集団感染が、病院や施設、学校等で多く報告されています。
ノロウイルスは、ヒトからヒトへ感染する感染症(感染性胃腸炎)のほか、食品を汚染して食中毒の原因にもなります。感染した人の便や吐物には感染力が強く、多量のノロウイルスが含まれており、少量でも感染しますので、注意が必要です。
1gの便や嘔吐物に10万個~数億個のウイルスが含まれており、100個以下の僅かな量が手や口等を通じて体内に入ると発症します。

■症状
潜伏期間は1日から2日で、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛、発熱など「風邪」とよく似た症状で、一般的には数日で軽快します。

■治療法
予後は良好ですが、乳幼児や高齢者では下痢による脱水症状を生じることもあるので、医師に受診し適切な処置を受けてください。

■感染経路
基本的には経口感染で、主に次の場合が考えられます。

(1)感染した人の便や吐物に触れた手指を介して、ノロウイルスが口に入る場合
(2)乾燥した便や吐物から、空中に浮遊したノロウイルス粒子を吸い込んだ場合
(3)感染した人が、不十分な手洗いで調理して、食品を汚染した場合
(4)ノロウイルスを内臓に取り込むことがあるカキやシジミなどの二枚貝を、生または不十分な加熱調理で食べた場合

最も基本的な予防方法は、石鹸・流水による手洗いです
・人から人への感染となるのは手指です。排泄時に手が汚れやすく、それが感染源となって伝播します。
・石鹸と流水による手洗いを日常的に習慣づけることが、感染予防の基本です。また、他人と共用するタオルの使用も極力さけて下さい。
・カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱。生食の場合は、必ず、生食用のものを消費期限内に使用して下さい。

■感染の拡大を防ぐには
・症状が回復しても数日は、ノロウイルスを排出します。手洗いの徹底等の感染防止に注意して下さい。
・下痢や嘔吐の症状がある場合は、できるだけ学校や仕事を休み、体力の回復に努めてください。
・嘔吐した場合は、口の中をよくすすぎ、また、使用した洗面器や流しなどは直ちに洗浄、消毒して下さい。
・感染した人の便、吐物には多量のノロウイルスが含まれていますので、取扱については十分に注意して処理して下さい。
・マスクや手袋の着用(素手で触れない)をしてペーパータオル等で拭き取る また、必ず換気をしながら処理して下さい。
・拭き取ったペーパータオル等は、ビニール袋に入れ、消毒・密封して廃棄
・便や吐物を処理した後の床などの消毒。 ⇒作業後は手を洗い、うがいをする。窓は、しばらく換気したままにして下さい。

※詳細ついて知りたい方は、お近くの保健所、及び 『東京都福祉保健局 食品衛生の窓』 にて検索して下さい。

ノロウィルス消毒液の作り方
(市販の塩素系漂白剤:塩素濃度5%の場合)

ノロウイルスは人から人へ手指等を介してうつる為、予防の基本は手洗いですが、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒も有効です。 ここでは、家庭で活用できる消毒液についてご紹介します。

○希釈液0.02%(トイレの便座やドアノブ等の日常の消毒用)
・水         500ml
・市販の塩素系漂白剤 2.5ml(ペットボトルのキャップで約1/2杯)
(塩素系:次亜塩素酸ナトリウムと記載されている物)

※ 希釈液は効果が薄れる為、長期間保存せず、10日毎に廃棄します。
※ 消毒をする際は、必ず手袋・マスクを着用。換気をしながら行ないます。
※ 消毒後は、忘れずに手洗い・うがいをします。
※ 消毒方法はバケツ等に消毒液を入れ、雑巾等に浸し、拭き取りをします。
(スプレーでの拭き取りでは、ウイルスが飛んでしまい、有効ではありません)
※ 消毒する箇所は、人の手が触れるドアノブや床、トイレ全体です。
※ 希釈液が向かない建材や家具等もあります。必ず説明書を確認して下さい。

北欧福祉研修が開催されました

平成25年9月30日~10月7日までの8日間、当法人の職員5名がスウェーデンにおいて開催された北欧福祉研修に参加しました。その様子をご報告します。


『Ektorpsgarden』(イエックトルプガーデン)での研修

「認知症ケア」と「職員教育」についての講義を受けました。
ご入居者の気持ちに寄り添う事の大切さと「介護のプロ」として、学ぶ姿勢と向上心を持ち続ける事の大切さをあらためて教えていただきました。

『Lovisa Garden』 (ルウィッサゴーデン)での現場実習  
園盛会姉妹提携施設

「認知症ケア」と「職員教育」についての講義を受けました。
ご入居者の気持ちに寄り添う事の大切さと「介護のプロ」として、学ぶ姿勢と向上心を持ち続ける事の大切さをあらためて教えていただきました。

研修参加者より一言感想を聞きました。

スウェーデンのケアに学ぶ点は数多くありますが、「ケアを行う際の細かな配慮」や「介護技術」などは、十分に『日本のケアが世界に誇れるもの』であると再確認できました。園盛会で働く皆が、さらに「自信」と「誇り」と「やさしさ」を持ち合わせた集団となるよう尽力してまいります。
むさしの園 介護課課長  宮本 義輝 

スウェーデンの福祉施設で実習を体験し、多くの事を学ばせていただきました。
今後は、今まで以上に、ご入居者の事を一番に考え、毎日を安心且つ楽しんで生活していただけるケアの実践や関係構築に努めていきたいと思います。
むさしの園 介護課副主任  竹内 崇

研修をとおして、ご入居者と職員が共に同じ時間を共有し、ゆっくりと落ち着いた環境の中で笑顔が多く見られていた事が印象的でした。
私も、ご入居者に安心していただける接遇を目指し、その方の気持ちを読み取り、笑顔につながるケアを実践していきたいです。
むさしの園 介護課職員   熊谷 彩

海外研修での実習を通じ、施設での生活が、ご入居者、職員を含め、ゆっくりと流れている事を実感しました。その反面、日本のケアの細やかさも感じることができました。
双方の良さを取り入れながら、今後の援助に役立てていきたいと思います。
けやき園 主任生活相談員  佐藤 雅紀

今回、念願の海外研修に参加させていただき、福祉先進国と言われるスウェーデンで、職員に負担のかからない移乗・電動リフトの体験や家庭的な暖かい雰囲気、その人らしく生活をしている姿など、大変貴重な学びを得る事ができ、今後のケアに活かしていきたいと思います。
けやき園 介護課主任  正木 絵里

むさしの園 行事の様子

◆平成25年11月6日(水) 焼き芋大会◆

今年も焼き芋大会が催され、焼き芋屋さんに扮した職員が各ブロック、ユニットをまわりました。
皆様「美味しいね」「昔はよく食べたよね」と話しながら、温かい焼き芋を召し上がられました。

◆平成25年11月16日(土) 秋の日帰り旅行◆

今年も、巣鴨へ日帰り旅行に行ってきました。
高岩寺を参拝し、おみくじひきをされたり、地蔵通りでは、ゆっくりと買い物をされたりと、楽しまれました。
また、昼食には、美味しいうな重を頂きました。「ほっぺたが落ちそう」と頬を押さえる方もいらっしゃいました。
あいにくの天気ではありましたが、笑顔の絶えない楽しい一日となりました。

◆平成25年12月18日(水) クリスマス会◆

午前中、一階フロアにて、クリスマス会が行われました。
ボランティアの方や職員による演芸が行われ、賑やかな会となりました。

昼食は、バイキング形式で行われました。豪華な料理の中から、思い思いにお好きなものを選ばれ「美味しい!」「もっと食べたいけど、お腹いっぱい」と、笑顔溢れる昼食となりました。

会の最後には、サンタクロースやトナカイに扮した職員からのクリスマスプレゼントが配られました。

◆平成25年12月4日(水) のど自慢大会◆

第19回のど自慢大会が開催されました。皆様、緊張した面持ちで舞台に上がられていましたが、音楽が流れると自慢の歌声をフロアに響かせていました。
厳選なる審査により、3名の方が受賞され ました。
優 勝 3Cブロック 中村 光一 様 
準優勝 1Aユニット 町谷 岩榮 様
特別賞 3Cブロック 佐々木 盛 様
おめでとうございます!

◆平成25年12月26日(木) 餅つき◆

午後より、正面玄関前にて、餅つきが行われました。
職員がつくのを見て「それじゃダメだよ。こうやるんだ」と、つき方のお手本を披露して下さる方、「よいしょ!」と合いの手を入れて下る方、「早く食べたいよ」と餅が付き上がるのを楽しみにされている方と、お餅がつき上がる間、餅つき会場は活気に溢れ、笑い声も絶えませんでした。
つき上がったお餅は、餡子・ずんだ・大根おろしの三種類で提供されました。皆様「美味しいね。もっと食べたいわ」「これで年が越せるね」と、話に花を咲かせていました。

むさしの園 デイサービス

◆園庭で採れたかりんの実でシロップ作り◆

『かりんは硬くて切るのは大変!』との噂を聞いていましたが、実際に切ってみると、割合簡単にスッと包丁も入って、上手に切ることが出来ました。たまに、上下をひっくり返したり、蓋を開けて香りを楽しんだりしながら、1~2ヶ月後の熟成を待っています。熟成すると、お湯で薄めて飲める様になります。今から楽しみです。
当園の園庭は、四季折々の花々や果樹に囲まれており、自然豊かな環境の中、ご利用者にはゆったりと時を過ごして頂いています。
乾燥するこの時期、ちょっとのどの調子が・・・という時に、活躍しそうです。

◆クリスマス会◆

今年も恒例のクリスマス会が行われました。歌をうたって乾杯をしたあとは、カラオケ、職員による出し物、お楽しみ抽選会等を楽しんで頂きました。みんなで食べた、赤い苺の入ったクリスマスケーキも格別でした。帰りにサンタさんから可愛いプレゼントが届き、皆笑顔のうちに散会となりました。

◆心地よいハンドマッサージ◆

 外出の機会が少なくなるこの時期にハンドマッサージ、下肢マッサージを取り入れています。
アロマオイル等を使用し、リラックス効果を高めています。言葉だけに頼らないコミュ二ケーションとしても、積極的に取り組んでいます。

ご利用者との会話も
大切な『ケア』のひとつです

手足や背中をやさしく触れることによって、不安な気持ちを抑える効果があります。
ご利用者と、時や空間を共有し、より深く関係を築く事で『お互いを分かり合える』。
私たちは、そう考えています。 

けやき園行事の様子

◆平成25年12月21日 クリスマス◆

クリスマス会当日、ご入居者は帽子やサンタの衣装を身に着け「お昼のバイキング料理早く食べたいわ」等、午前中から食事や余興を楽しみにされていました。
 昼食のホームパーティーではシャンパンで乾杯!新作の寿司ケーキや毎年人気の稲荷寿司、フライドチキン盛り合わせやサーモンパイ等様々な料理に目を奪われつつ、「毎年美味しくなっている」との嬉しい感想も。ご家族と一緒に楽しまれる方もおり、賑やかなホームパーティーでした。
午後はデイサービスにてクリスマスショーを開催。始めに職員によるハンドベル演奏。続いてWサンタクロースによるプレゼントと小平マジック連合会様によるマジックショー。最後の職員による『美空ひばりさん』のモノマネでは、一緒に歌われる方も多く、終了後にはご入居者から「ひばりちゃん良かったわよ」と握手を求められていました。
ユニットに戻り、お一人お一人にプレゼントのひざ掛けをお渡しすると、「暖かくて大きくて便利ね」と大好評でした。

◆もちつき◆

毎年恒例もちつきが行われました。会場の正面玄関では、皆様もちつきを見学されながら「よいしょ!」と掛け声を掛け、手拍子に合わせて力強くお餅をついていました。
つきたてのお餅はすぐにユニットで提供されました。「美味しいね、もっと食べたいね」「ありがたい」等と声が聞かれ、ゼリー餅も食べやすいと、大満足なもちつきでした。

◆初詣◆

新年祈願の為、小平高等学校の学生ボランティアさんと一緒に、徒歩10分程の小平武蔵野神社に初詣に出かけました。新年の無事と平安を祈願し、参拝後は、境内にて温かい甘酒やココアを飲み、心も体も暖まりました。
今年も皆様にとって健やかな一年になりますように。



◆クリスマスバイキング料理◆

 

けやき園 デイサービス

◆秋の紅葉散歩◆

秋が深まった11月末小金井公園へ紅葉狩りに出かけてきました。
華やかな皇帝ダリア、黄色く色づいたイチョウ、真っ赤な紅葉をバックに記念撮影をしました。澄んだ空気の中、暖かい日差しに感謝する外出となりました。

◆クリスマス会◆

待ちに待ったクリスマス会!
サンタに扮装した職員がプレゼントを渡すと、皆様からはクラッカーによる歓迎の嵐。大変盛り上がりました。続いてクリスマスソングを皆様と合唱し、最後は職員によるハンドベルの演奏と賑やかな一日を過ごしました。

◆初詣(熊野宮神社)◆

新年を迎え、小平にある熊野宮神社に参拝に出かけました。
寒い日が続きましたが、5日間ともお天気に恵まれ、気持ちの良い初詣でした。

感染症予防のお願い

近年、新聞やテレビなどで施設や病院でのノロウイルスやインフルエンザ等の集団感染が取り上げられるようになりました。
生活の場である特別養護老人ホームでは、内部及び外部からの感染の可能性があり、適切な感染予防が求められています。
そこで、園盛会では感染症の流行に備え、全職員を対象に感染症予防研修を年2回実施しております。研修を通じて感染症に関する正しい知識及び、適切な対応方法を学ぶことにより、感染予防を第一としたケアを行ない、障害や疾病を持つご入居者の安全対策に努めております。
具体的な感染予防の取り組みとして、手洗い・うがいの徹底、館内の消毒や1日1回の全館一斉換気、ご入居者・職員のインフルエンザ予防接種等、様々な対応を実施しております。

御来園される皆様におかれましても手指の消毒及び、風邪症状の方はマスクの着用をお願いいたします。尚、体調が優れない場合は、感染症の予防・拡大防止の為、ご面会を 控えていただきますよう、ご協力の程よろしくお願いいたします。
職員一同、皆様に安全でお元気に生活していただくために、これからも努めて まいります。

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