園盛会だより53号(令和4年8月)

今年もゴーヤが元気に育っています (もみの樹園)

多摩の里むさしの園
(羽村市)

・特別養護老人ホーム(従来型)
・特別養護老人ホーム(地域密着型ユニット)
・ショートステイサービス
・デイサービスセンター(地域密着型)
多摩の里けやき園
(東久留米市)

・特別養護老人ホーム(ユニット型)
・ショートステイサービス
もみの樹園
(新宿区)

・特別養護老人ホーム(ユニット型)
・ショートステイサービス
・デイサービス(運動機能向上型)
・事業所内保育所
・ソシア訪問看護ステーション

令和3年度 事業報告

当法人の運営事業に関する令和3年度の主な事業報告は、下記のとおりです。
前年度同様に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、重症化リスクの高いご入居者の命を守り、安全と安心の確保を最優先に取り組みました。そのため、地域交流や渉外活動の大半が中止を余儀なくされました。
令和3年度事業報告書は、各園の事務所カウンターで閲覧できます。

経営本部

1 新型コロナ感染症の感染拡大に伴う影響と対応
(1)当法人の経営事業(11施設・事業所)内で休業発生事案は、むさしの園デイサー
ビスで2件あり
(2)クラスター発生(感染者5名以上)事案は、もみの樹園ショートステイであり
(3)コロナ陽性利用者の発生による隔離や行動制限対応の実施は3園ともにあり
(4)本人や同居家族からの感染による陽性者や濃厚接触者認定は3園ともにあり
(5)3回目までのワクチン接種を3園ともに園内で実施
(6)全職員の一斉PCR検査(毎週実施)の受検は3園ともに実施
(7)面会制限は継続(令和2年2月から)も対面面会機会も確保し実施
(8)感染リスクの低減観点からボランティアや実習生受入れは自粛
・オンライン形式や電話対応(傾聴ボランティア)等での関わり
(9)地域交流イベントは相互の感染リスクに配慮して大半が自粛
・感染予防策を図って実施:元旦に囃子連の招福巡回(むさしの園)
地域交流スペース貸出(3団体14回)(けやき園)
町内会と地元小学校合同の餅つき大会(もみの樹園)
(10)3園の合同会議、委員会はリモートで開催、外部研修受講はWeb形式で参加
(11)令和4年度新卒採用面接及び法人説明会はすべてリモートで開催
(12)折畳式簡易陰圧ブース(テント型)を各園に配備 計10台
2役員並びに評議員改選
3第5次中期経営計画の2年次活動を展開
・年間を通して、「マニュアル推進委員会」と「ユニットケア推進委員会」を展開
4 EPAに基づくベトナム人介護福祉士候補者2期生が合格
・むさしの園3名、けやき園1名、もみの樹園5名が介護福祉士国家試験に合格

3園共通関係

1 介護により死亡又は重症で保険者調査となる事故件数0件
2 新規入居相談等の来園者の居住棟見学を回避 ⇒ 撮影動画の視聴による案内
3 居住棟ごとのレクリエーションや各種クラブ活動、リハビリ等は日常的に実施
4 面会(オンラインでの実施)に替わる「生活状況報告書」を毎月家族に送付
5 新型コロナ感染者発生時(濃厚接触者を含む)のシミュレーション訓練の実施
6 感染対策用防護具(サージカルマスク・ガウン・使い捨て手袋・フェイスシールド・消毒液等)を確保で在庫不足は回避

令和4年度 階層別研修が始まりました

今年度も感染対策を講じた上で、一般・若手職員、中堅職員、リーダー職員を対象とした、階層別研修が開始されました。各階層の研修目標は、以下のとおりです。
研修会を通して、サービスの質の向上に取り組んでまいります。

リーダー職 : 次期管理者としての施設マネジメント力向上
中 堅 職 : 活き活きした職場・人を育てる職場づくり
一 般 職 : 福祉のプロとしての基本の習得

東京都福祉サービス第三者評価を受審しました

多摩の里むさしの園、多摩の里けやき園、もみの樹園で、令和3年度の東京都福祉サービス第三者評価を受審しました。

第三者評価とは・・・東京都福祉サービス第三者評価結果の情報は、皆さまが福祉サービスを選択する際に、それぞれの福祉サービス提供事業所の特徴を把握し、比較・検討することで、より良い選択につなげていただくことを目的として公表しています。
今年度の受審結果は、とうきょう福祉ナビゲーションの福祉サービス第三者評価でご覧になれます。園盛会では、今後もより一層のサービスの質の向上に向けて、職員一丸となり取り組んでまいります。

むさしの園 行事の様子

◆令和4年5月18日 デザートバイキング◆

皆さま楽しみにされていたデザートバイキングが行われました。
エクレアや黒糖まんじゅう、各種のケーキなど、和洋のデザ―トを約20種類ご用意しました。
目移りされながらも、お好きなデザートを選ばれ、コーヒーや紅茶と一緒に召し上がりました。

◆午後のすごし方いろいろ◆

レクリエーションやクラブ、趣味の活動などで毎日をアクティブにすごされています。

けやき園 行事の様子

◆令和4年5月2日、6日 衣料品販売会◆

フロアごとに衣料品販売会に参加しました。沢山ある洋服の中から自分に似合うものを選んでいただき「お買い物ができると嬉しい」と楽しまれていました。

◆令和4年5月20日 寿司の日◆

昼食に宅配寿司をご提供しました。皆さま「とても美味しかった!」と喜ばれていました。

◆令和4年6月3日、10日、24日 運動会◆

フロア別で運動会を開催しました。玉入れやおたまリレー、おやつ取り競走(パン食い競走)などの競技を、2ユニット1チームで対戦します。自然と応援にも力が入り、皆さま「とても楽しかった!」と喜ばれていました。

もみの樹園 行事の様子

◆令和4年5月5日 端午の節句(アイスバイキング)◆

金太郎と熊にふんした職員が各フロアを周り、写真撮影を行いました。
職員の姿を見て「大きな熊ね!」「衣装が素敵ね♪」と楽しんでいただけました。
アイスバイキングでは、お好きなアイスとトッピングを選んでいただきました。
「甘くて美味しいね♪」と穏やかな笑顔で召し上がられていました。

◆令和4年6月9日 衣料品販売◆

◆令和4年5月27日 寿司の日◆

5月27日に寿司の日がありました。
年に3回の寿司の日を、皆さま楽しみにされていました。お寿司が運ばれてくると目を輝かせて喜ばれている姿が伺えました。「美味しいわ」「毎日食べたい」など、とても満足していただけました。

むさしの園デイサービス 行事の様子

◆令和4年6月1~7日 介護実習生の受け入れを再開しました◆

介護福祉士を目指す学生が、1週間の介護実習を行いました。新型コロナウイルスの流行により、3年ぶりの受け入れとなりました。
毎日の体調確認や抗原検査など、感染対策を万全に期し、ご利用者の皆さまと一緒に過ごす中で、通所系サービスの基本を学びました。

生まれて初めて、梅シロップ作りに挑戦した実習生のRさん。

ご利用者の皆さまから「梅は綺麗に洗ってから、あくを取るために一晩水に浸ける。それからへたを取る。竹串を使い、丁寧にやってね」と、へた取りの方法を教えていただきました。
また、園庭を散歩したり、体を動かしたりと、実習生と楽しい時間を過ごしました。

◆令和4年6月 園庭に咲いたバラの花でポプリ作り◆

毎年この時期になると、園庭のバラの花びらで作る『ポプリ作り』が始まります。
ポプリは、バラの花びらを乾燥させて作ります。会話を楽しみながら、ポプリを手縫いの布袋に詰め込み、完成品を皆さまにお持ち帰りいただきました。

医務課リハビリ係

高齢者に多い骨粗鬆症(骨粗しょう症)

からだの中の骨は生きています。同じように見えても、新たに作られること(骨形成)と、溶かして壊されること(骨吸収)を繰り返しています。骨粗鬆症はこのバランスが崩れることで起こり、骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
通常、骨粗鬆症になっても痛みはないのが普通です。しかし、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。日本には約1,000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴って、その数は増加傾向にあります。骨粗鬆症は、圧倒的に女性、特に閉経後の女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。(日本整形外科学会HPより)

高齢者に多い4つの骨折とは

①大腿骨近位部骨折 (大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折)

太ももの付け根の骨折で、転倒などで起こることが多く軽い衝撃でも起こることがあり、寝たきりになる原因の一つとも言われています。

②脊椎圧迫骨折

背骨の骨折です。尻もちをつくことで腰への負担が原因となり脊椎が圧迫され、つぶれてしまうことで、生じることが多いです。

③上腕骨近位部骨折 (上腕骨頚部骨折)

腕の付け根の骨折です。転んで肩を打ったり肘や手をついたりしたときに起こります。

④橈骨遠位端骨折

手首の骨折です。手のひらや手の甲をついて転んで手をついたときによく起こります。

骨粗鬆症の予防

①食事

様々な栄養素をバランスよく摂取しましょう。中でも、以下の3つの栄養素が重要です。

【カルシウム】骨の材料 (乳製品・小魚など)
【 ビタミンD 】カルシウムの吸収を助ける (青魚・キクラゲなど)
【 ビタミンK 】骨が作られるのを助ける (納豆・ホウレン草など)

運動

骨は負荷がかかると骨を作る細胞が活発になり、強くなる性質があります。
運動を続けると血液の流れが良くなるので、骨を作る細胞のはたらきも活発になります。 筋肉も鍛えられ、転びにくくなり、骨折の防止にもつながります。

日光浴

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、紫外線を浴びることで、体内でもつくられます。ガラスは紫外線をあまり通さないため、外で過ごしたり、窓を開けて網戸越しであれば効果が期待できます。

もみの樹園 ボランティア紹介

小平紙芝居サークル ともしび

平成15年に立ち上げられたサークルです。心に響く紙芝居に魅了された仲間達が集い、毎月、乳幼児から高齢者まで様々な方に紙芝居を届ける活動をされています。
けやき園では、平成25年から活動を開始されました。現在は感染対策のため、施設内にてリモート形式で実施中です。隔月に1回来園され、2つのお話を披露してくれます。昔話や民話、落語を題材にした作品などを、感情豊かに、時には歌も織り交ぜながら読み上げ、ご入居者を紙芝居の世界に誘います。「懐かしい」「楽しい」と喜ばれ、毎回好評です。

園盛会ニユース

今後の主な行事・予定

多摩の里むさしの園

8/12 BARむさしの
9/18 敬老の会
10/5 運動会
11/2 焼き芋大会

カフェむさしの
8/7・8/21・9/11・9/25
10/2・10/16・11/6

※現在はご入居者のみ
ご利用いただけます。

多摩の里けやき園

9/16 敬老会
9/29 花火大会
10/21 秋祭り
10/28 寿司の日
11/6 衣料品販売会

☕ ホーム喫茶 ☕
8/28、9/25、10/23
🌸その他🌸
クラブ、ボランティア行事も定期開催しています。

もみの樹園

9/20 敬老会
10/17 運動会
10/30 衣料品販売

🖌その他🎵
【第2火曜】書道クラブ
【第2月曜】カラオケクラブ
オンラインツアー

ボランティア募集について

園盛会では、新型コロナウイルスの感染拡大を最大限防止するため、現在、ご入居者と直接関わる活動の募集は中止しておりますが、感染対策を行った上での余暇活動の充実を検討中です。本ページでご紹介しましたように、感染対策を行った上での活動が可能なボランティアの方を募集しております。
ご希望の方は、各園の担当者まで、ご連絡ください

園盛会ホームページ http://www.enseikai.com

Comments are closed.