あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜り、まことに有難く厚く御礼申し上げます。
本年も、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
近年、新聞やテレビなどで施設や病院でのノロウィルスやインフルエンザ等の集団感染が取り上げられるようになりました。
生活の場である特別養護老人ホームでは、内部及び外部からの感染の可能性があり、適切な感染予防が求められています。
そこで、園盛会では感染症の流行に備え、全職員を対象に感染症予防研修を年2回実施しております。研修を通じて感染症に関する正しい知識及び、適切な対応方法を学ぶことにより、感染予防を第一としたケアを行ない、障害や疾病を持つご入居者の安全対策に努めております。
具体的な感染予防の取り組みとして、手洗い・うがいの徹底、館内の消毒や1日1回の全館一斉換気、ご入居者・職員のインフルエンザ予防接種等、様々な対応を実施しております。
御来園される皆様におかれましても手指の消毒及び、風邪症状の方はマスクの着用をお願いいたします。尚、体調が優れない場合は、感染症の予防・拡大防止の為、ご面会を控えていただきますよう、ご協力の程よろしくお願いいたします。
職員一同、皆様に安全でお元気に生活していただくために、これからも努めてまいります。
平成25年10月3日、新宿区にある京王プラザホテルにて『アクティブ福祉in東京’13』が開催され、むさしの園からは2テーマ、けやき園からは1テーマの研究発表を行いました。
それぞれの研究発表についてご紹介します。
むさしの園 テーマ1
『ご入居者一人ひとりの「笑顔」を求めて』~趣味から始まる、ご入居者の暮らしの輪~
ご入居者が、趣味活動やレクリエーションを通して他のご入居者や職員との交流を深める、潤いのある生活環境の提供と活動範囲の拡大を目指し、一人ひとりに合った趣味やレクリエーションに取り組んだ結果についての発表を行いました。
趣味やレクリエーションを通して信頼関係を築くことにより、生活上で不便に感じている点や要望についても話して下さるようになり、ご入居者の気持ちに配慮した適切な援助が実現できるようになりました。
むさしの園 テーマ2
『こんな方法があったの?!』 ~新たな技術の導入にむけて~
ご入居者の身体状況に応じた移乗方法の見直しを行い、「持ち上げない移乗介助」の導入により職員の介護負担軽減と職員全体の技術向上を目指した取り組みについての発表を行いました。
ご入居者のその時々の状況に応じた援助を提供することができ、ご入居者の心身への負担とともに、職員
の介護負担も軽減し、ゆとりを持って介護を行う環境が生まれました。
けやき園 テーマ
『ユニット型特養における感染症対策』 ~ノロウイルスなんかに負けない~
けやき園では、平成25年1月24日にノロウイルスが原因と思われる感染性胃腸炎の感染者が確認され、ご入居者12名と職員5名の感染拡大がみられましたが、早期終結を図ることができました。その際の対応方法についての取り組み結果を発表しました。
感染者確認の初動対応においては、嘔吐発見時の適切な対応が感染拡大を防ぐ最大の方法であり、また、感染症発症後においては、適切に備品を管理すること、職員間で情報を共有し、一元化を図る事が早期終結への道筋である事がわかりました。
当日は、多数の施設による様々な研究テーマの発表を拝見し、これからの参考になるものや取り組みのヒントを得ることが出来た実りのある時間を過ごせました。これからも現状に満足せず、サービスの質の向上に努めていきたいと思います。
9月20日に行われました東久留米市自衛消防訓練審査会の二人操法の部に、けやき園介護課の向井職員と砂川職員が出場し、見事に優勝をしました。
二人操法は、今年度新たに設けられた審査部門であり、病院や特養などの高齢者施設での火災発生時に行なわれる消火活動の為、実践に沿った内容となっております。
審査会に向けた練習では、消防署での専門家による実地指導を重ね、災害時での迅速かつ的確な初期消火、消防機関への通報の重要性や職員同士の連携の大切さ、訓練を繰り返すことでご入居者をより安全に避難させることができるという消防の基本を学ぶことが出来ました。
園盛会では、今後も自衛消防訓練を通して職員の防災及び危機管理意識を高めると共に、地域住民の方々と協力していけるよう体制の強化に努めてまいります。
7月30日に行われました、第41回自衛消防訓練審査会の2号消火栓の部に、むさしの園介護課の本保成見職員と仁戸田真依職員が出場し、見事に優勝を勝ち取りました。
2位との差が1点という激戦を制しての優勝であり、むさしの園としては5連覇を果たしました。
業務の合間をぬっての練習を通じ、災害時に大きな声で呼びかけることの重要性や消防設備の的確な操作技術を習得することの必要性を学んだことで、災害時でもご入居者の「安全」「安心」を守ることができるという自信に繋がりました。
首都直下型地震が起こるのではないかとの不安が漂う昨今ですが、当園では、防災設備会社協力の下行われる防災訓練等によって職員の防災意識の向上を図り、災害時に地域住民の方々や要介護者等を守る地域拠点となれるよう、今後も努力してまいります。
2014年新卒者向けの法人説明会の予約受付を開始しました。
〇7月22日(月) 13:45~16:00(予定) 場所:多摩の里むさしの園
〇7月29日(月) 13:45~16:00(予定) 場所:多摩の里むさしの園
詳細はこちら>>>就職情報サイト「リクナビ2014」
平成25年3月卒業生を対象とした介護職の追加募集を始めました。
詳細はこちら>>>就職情報サイト「リクナビ2013」
平成24年10月1日
平成24年9月18日、当法人とLOVISAGARDEN(ルゥイッサゴーデン)は、日本国大使館一等書記官にご来臨いただき、スウェーデンのストックホルムにて、姉妹提携を締結いたしました。
この姉妹提携は、人材の交流・情報の交換を行うことで、福祉事業への貢献と福祉における質の向上を図ることを目的にしております。
今後、お互いの人的・知的資源の交流を行い、ケア(特に個別ケア・認知症)に対する考え方や取り組み方、先端の介護機器・補助具等の導入等を積極的に取り入れていきたいと考えております。
経営企画室 室長 金本 真幸
LOVISAGARDENは、シルヴィアシスター(ナース)であるPetra Hertzberg氏により運営されているグループホームです。「入居者一人ひとりは、唯一の存在である」との理念のもと、個人に焦点を合わせたケアを行っており、スウェーデンの新聞社「アフトンブラデッド」が行った高齢者施設ランキングにおいて、国内で第3位、市内で第1位に輝いた施設です。

LOVISAGARDEN外観

Petra Hertzberg氏
※シルヴィアシスターとは、シルヴィアホームで1年間認知症ケアの理論と実践を深く学び認知症ケアの専門資格を取得した人々の
ことです。
平成25年4月卒業生を対象とした介護職の説明会を行います。
【日程】
・平成24年 9 月27日(木)
・平成24年10月 5 日(金)
・平成24年10月26日(金)
【時間】12時45分~16時30分
【場所】多摩の里むさしの園 (東京都羽村市五ノ神362番地)
*JR青梅線羽村駅から12時16分に立川バス「長岡循環」が出ていますので乗ってください。
「緑ヶ丘三丁目」下車、徒歩5分です。
当日は当法人の2施設「多摩の里むさしの園」と「多摩の里けやき園」を見学していただきます。
先輩職員も登場し、座談会を開催します。
仕事のこと、休日のこと、仲間のこと。
人事がいない場で何でも聞けますので、ざっくばらんにお話しください。
この説明会に参加することが、選考への必須条件になりますので是非参加してください。
説明会で皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
詳細はこちら>>>就職情報サイト「リクナビ2013」